難民キャンプの子どもたち(ザンビア) / プラン・インターナショナル

難民キャンプの子どもたち(ザンビア) / プラン・インターナショナル

コンゴ民主共和国では、20年以上にわたる紛争により、450万人以上が避難を余儀なくされ、近隣諸国へ逃れた人は80万人を超えています。※1 隣国のザンビアは約4万2000人の難民を受け入れています。そのうちザンビア北部のケナリ難民キャンプには、コンゴ民主共和国から避難した8000人以上の子どもを含む約1万5000人が暮らしています。家族で逃れてきた人もいれば、子どもだけの場合もあります。
※1:UNHCR UPDATE, AUGUST 2018

プラン・インターナショナルは他団体と協力して、難民の子どもたちへ心理社会的なサポートと乳幼児保育の機会を提供するための新しいセンターを建設しました。各種遊具も設置され、子どもたちが安心して遊べる「子どもひろば」※2も併設されています。ボランティア教師の育成にも取り組み、難民キャンプに暮らす子どもたち1500人を受け入れるのを目標にしています。

母国を離れ、不自由な難民キャンプで暮らす子どもたちが「子どもひろば」で見せる、はじけるような笑顔をご覧ください。

※2:「子どもひろば」とは
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守れるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
http://www.plan-international.jp/

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