【目次】
1:21 EdcampNaniwa
1:54 SDGs(持続可能な開発目標)
2:20 SDGs、僕の発言
3:41 公教育、僕の発言
5:35 結論
EdcampNaniwaの感想を話していきたいと思います
Edcampは、参加者主導で行われる、教員をはじめとする教育関係者による、教育関係者のための、プロフェッショナルによる発展的なカンファレンスです。Edcampでは、集まった参加者が、自分たちで当日のセッションの内容を決めていく、参加者主導の会議(アンカンファレンス)という手法を用います。各セッションのテーマは、授業の手法をはじめ、校務運営、教育分野におけるイノベーションなど多岐にわたり、参加者も教員をはじめとして、非営利組織、研究者、行政、企業など様々です。2010年にフィラデルフィアで第1回が行われて以来、これまで1000回以上、80以上の国と地域に拡大し、10万人以上の教育関係者が参加してきました。
Edcampは現役教員と話すことができます。大学、高校、中学、小学・・・そして幼稚園教諭に保育士たちです。
いつも先生に怒られていた僕が・・・同じ条件下で同じ目線で話ができる!聞ける!おもしろいです。おおげさに言うと「僕の言葉の力」で少しだけ世の中や学校を変えられると思いました。
さて、僕が先日参加したEdcampNaniwaは、2019年11月24日大阪のYMCAで行われました。
参加者は、中学生、教員、NPO法人、一般企業などが参加しました。参加者の多くは教員の方が多かったです。数名外国人もいらっしゃいました。
話し合いの場は5つに分かれていて自由に好きな話し合いをします。各自が話したいことを複数提案し、Edcampスタッフが5つチョイスする形でした。
僕が選んだのは「SDGS(エス・ディー・ジーズ)」と「公教育」の話でした。
第一セッションのSDGs(持続可能な開発目標)は、2016年から2030年までの国際目標です。EdcampNaniwaでは、主にゴミの問題が話し合われました。
話し合いの場に8名ほど。学生さん、教員、外国人、NPO法人などが参加していました。
僕の発言はこのような発言をしました。
「使い捨ての容器を使わないと営業許可をしない保健所(ルール)が問題です。移動販売車やコンビニで大量に使い捨ての容器を使います。なぜか?それは保健所が使い捨ての容器じゃないと認可しないからです。ゴミの問題をクリアしたいと考えるのなら国のルールを変えないといけません。国のルールを変えられるのは政治家です。環境問題に取り組む政治家を選んだり、政治家にならないといけません。企業努力をいくらしてもルールが障壁になっているのです。」
話し合いの場では、学校で「ゴミの問題」の学習している話という話もありました。学校で「ゴミ問題」を勉強することは大事です。なぜならゴミの問題を解決する政治家を選ぶ知恵をつけることだからです。ただ、多数派選挙権を持っている高齢者等はゴミの問題より老人ホームや年金の問題を優先するので選挙権を持たない若者が学習してもなかなか世の中を変えることが難しい。でも、環境教育を受けている子供たちがいずれ多数派になる時代がくるのだから勉強することは大事です。教育をすることで少しずつ前進しているのです。
第二セッション:公教育の問題。
話し合いの場に12名ほどでうち7名が教員でした。各教員から学校が変わらない話を聞くことができました。
僕の発言です。
僕は「学校教育は変わらない仕組みが何重にも作られているので“大きく変化”しない。大きく変化を期待することは現実的ではないと思います。」
また「学校教育を否定しませんが、一般企業の社長としての意見をさせていただくと国語理科社会などの基礎って大事ですが一般社会では超絶役に立たないことばかりなのです。もちろん、学校の勉強を教える学校の先生になるのなら別ですが・・・それよりも企業は、学校卒業後に勉強をしている子に魅力を感じています。いまであれば、一般企業であればYouTubeで企業の宣伝ができる。障害施設の職員であれば心身のバリアフリーの知識があるといった知識や経験を必要としています。僕が学校にお願いしたいのは、20歳までに“学習することを嫌いにならないよう社会に送り出してほしい”ということです。20歳~100歳まで80年あります。20歳からの学習は、学習の選択できるので濃度が高い勉強をすることができます。社会的ニーズに合わせた勉強を選択できるようになります。学習することが嫌いにならなければ大人になってからも自然に学習できるはずです。」
学校は、学習することを嫌いにならないように20歳まで成長を見守ってほしいのです。学校教育が好きな子はそのまま勉強を続ければいいです。学校教育に意味を感じることができない子には、逃げ場所を作ってほしいと思っています。子供は、ある程度「勉強しなさい!」と言わないと勉強をしないものです。でも、勉強をしなくてもいいんだよ。大人になってから勉強をしなさい!というポジションにいる先生もいてほしいと思っています。
日本全国の学校で昨年度に自殺した児童・生徒は250人に上り、過去30年間で最多となったことが日本の文部科学省の調査で分かりました。平成28年の調査では、発達障害児は48万人いるそうです。学校の勉強の押し付けで2次障害になっている子も少なくないとかんじています。学校教育で基礎を学ぶことはとても大事ですが、子供一人一人の居場所を一つでも多く作ることも必要なのではないでしょうか?
これがEdcampの感想です。
僕が本当にやりたいことはYouTubeのチャンネル登録者数やTwitterの閲覧数を増やすことじゃなくて確実に「僕の言葉」を相手に伝えることって気づけました。直接、話をすることができれば「5人に1人」は確実に相手に伝えることができます!心をつらぬけます!
時間の許す限り全国をとびまわりたいです。